就職活動は一種の騙しあいである

就活では、知識より能力を求める割合が大きい。
内定ライン ＞ 能力　のような状態では難しい。

だが、これを打破する方法として自己暗示がある。
方程式にするとこんな式になるのだろう。

内定ゲット　＝　（能力　×　努力）　＋　自己暗示

例えば正確適正の例を見てみよう。
SPIの適正試験などは自主選択式である。
「私は物事を早くこなすほうだ。」
こんな問題が出たとする。

ちょっと弱気な正確だと×につけたくなるが
「自分は物事を早くこなすんだ」と自己暗示をかけている人は○になる。
そしてこれがそのまま適正試験の評価になる。
そう、これにはなんの根拠もないのだ。

そして面接で堂々と「私は何事も早急に終わらせます！！」
と自信満々で言うだけで、人事の評価はぐーんとアップする。

自分に欠けてる能力を、今から開発するのは非常に困難だ。
それであるが故に、この自己暗示法は効果的であると言える。

また、就職活動は暗示の掛け合いであると言ってもいい。

会社側は、いかにも優良会社であるように学生に暗示をかける。
本当は休み無し、残業だらけかもしれない。
でも、素晴らしいプレゼンをして立派な会社紹介ビデオを見せて
こんなに立派な会社なんだよと暗示をかける。

逆に学生側は、自分が如何にも仕事が出来る素晴らしい人間
であるかのように振る舞い、こいつは出来るな！と思い込ませる。
本当はただの引き篭もりかもしれない。

そう能力はある程度自己暗示でカバー出来るのだ。
要するに就活は騙しあいで成り立ってる。
騙されないよう見抜く力も大事であると思う。