「泣きながら一気に読みました」by 柴咲コウ
に騙されて読んだ作品。全く泣けなかった・・。

情景描写がとても綺麗だった。
恋愛も純粋でほのぼの。いい感じ。悪く言えば子供向け。
ただ最初「彼女居なくなって・・」的な喪失感から始まるから
最後まで気分が悪かったんだよなぁ・・。

「大切な人を無くすこと」について考えさせられる一冊。

大切な人が居なくなるって、とても辛いことなのに
時間が経つにつれ、記憶をも風化させ・・
あれは夢だったじゃないかって思わせてしまう。

だから人は、想いを物に託して残しておこうとする。
それが浜辺で拾った石であったり、ガラスであったり、彼女の・・・であったり。
それを捨てることは、とても大きな心情の変化があるんだと思う。
ラストシーンでの主人公にはどんな思いがあったんだろう?
例えそれが物として手元に残って無くても・・
心の中でいつまでも生き続けてるんだよね。

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KAI

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